お知らせ・コラム
学生支援室だより(第12号) 悪く考えてしまう癖③/青空文庫
2020年11月11日
コラム今回は悪く考えてしまう癖③、青空文庫についての紹介です。
〇悪く考えてしまう癖③
(参考:武田伸也「認知療法・トレーニングブック」より)
・私たちは、自分でも気づかないうちに考え方の癖を持っています。この癖を持つことが悪いことではないのですが、時には自分自身を苦しめてしまうことがあります。
・ここでは代表的な考え方の癖をいくつかご紹介します。
☆「白か黒か」の考え方…物事を白か黒かで割り切り、完璧を求める。 例)「期末試験では絶対に100点取らないとだめだ!」と思っており、実際には80点で、単位は取得できているにもかかわらず「100点とれなかった、自分はダメな人間だ」と思い、とても落ち込んでしまう。 |
☆「〇〇すべき」の考え方…自分や他者に対して「〇〇すべき」と考える。ルールに縛られすぎて生活が窮屈になったり、自分や他者の失敗を許せずに怒りを感じやすくなる。 例)「大学生は授業で発言するべき!」と思っており、授業で発言しない友人に対して「何で発言しないんだ!」と怒りをぶちまけてしまう。また、自分自身も授業中に「何か発言しなくては」という思いがだんだんとプレッシャーになって授業参加が苦痛になってくる。 |
☆「自分のせい」の考え方…よくないことが起こると、自分に関係がないにも関わらず、自分のせいだと考える。自分を責めてしまうため、自分を嫌いになってしまう。 例)「家族の機嫌が悪いのは、自分がリモート授業でずっと家にいて邪魔だからだ。家族の機嫌を悪くさせてしまうなんて自分は何て悪い人間なんだろう…」と何の根拠もなく自分が悪いと思いこみ、責めてしまう。 |
・皆さんもこのような考え方の癖を持っている方がいるんじゃないでしょうか?
考え方の癖で苦しくなっているときには、①自分がどういう考え方の癖を持っているかを知り、その癖から一旦離れて、客観的に物事を捉えるようにすること②自分の考え方の幅を広げることで少し楽になります。
〇日常の過ごし方~青空文庫編~
・今回は家にいながら本を自由に選んで読める「青空文庫」をご紹介します。
こちらは、著作権切れや自由に読んでOKという16,260もの作品を収めているインターネットの電子図書館なのです。江戸川乱歩や夏目漱石といった文豪の作品も無料で読めてしまいます。下記にリンクを貼っておきますので、是非1度ご覧になってください!
〇お知らせ
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