お知らせ・コラム
アルバイトのすすめ その③履歴書の"長所"の書き方について
2017年08月29日
コラムアルバイトとして採用される前に、履歴書を提出することが求められます。履歴書は、あなた自身のことを相手に知ってもらい、証明するための大切な書類です。就職活動の時も、社会人になって転職する時も、基礎資料となります。せっかくの機会ですので、じっくり腰を据えて書いてみましょう。
基本的なルール
- 鉛筆ではなく、書き換えられないボールペンなどを用いて手書きで丁寧に書く。
- 誤字脱字がないようにする。→間違った場合は修正液などを使わずに、最初から書き直す。
- 嘘の経歴は書かない。
- 仕事と直接関係がないことを書く必要はない。→通院や服薬のことなど。
- 折れ曲がりや汚れに注意し、きれいな状態のまま提出する。
などがあります。書き方の細かいルールは、大手のアルバイト紹介会社のサイトアプリなどに分かりやすく紹介されていますので、参考にしてみてください。
履歴書で最も難しいとされているのが、自分の長所を書き入れることです。
"長所"を求められると、人より優れているところや秀でているところを書かないといけないのでは、と思い込みがちです。そこで、簡単な"長所"の見つけ方についてお知らせします。
"長所"という文字通りの枠組みではなく、"趣味"や"苦手ではない"などに視点を変えてみると浮かびやすくなります。スペシャルではなくても、自分なりに苦労せずに日常で出来ることは"長所"と認定することにしましょう。また、短所から逆説的に長所を見つけるという、少し変わった方法もあります。どうしてもひとりで考えにくい場合は、友達や家族の人と相談しながら見つけてもらうのがいいかもしれません。学生支援室では履歴書の書き方などのガイダンスも行っています。お気軽にご相談ください。
長所の考え方・記入例
趣味から見つける
- フィギュアのコレクション →興味を持ったことをとことん突き詰めること
- ネットサーフィン →最新の情報について広く収集し、細かく調べること
- 祖父とのおしゃべり →年配の人とコミュニケーションすること
- 徹夜で漫画をよむ →集中するとやり続けることができる
- 電車の写真を撮りに行く →行動力がある
苦手ではない教科から見つける
- 数学 →数字の処理をすること
- 図工 →絵を描くことや、細かい作業ができる
- 体育 →体力がある
- 歴史 →情報を暗記すること
- 国語 →言葉で表現をすることができる
短所から逆転の発想で見つける
- 融通が利かない →ルールを忠実に守る
- 三日坊主 →いろいろなことに幅広く興味を持つ
- 心配性 →慎重に細かいシミュレーションができる
- 引っ込み思案 →周りに自然と溶け込むことができる
- 不愛想 →周りに振り回されない、あまり動じない
※参考図書「ネガポ辞典 ネガポ辞典制作委員会 2012年主婦の友社」